ザ・チョイス (著:エリヤフ・ゴールドラット) 1〜3章を読んで①

全18章のうち3章が読み終わり、4章に入った。先はまだ長い。
非常に面白い内容で、かつ博士と娘エフラットの会話形式で進むのでわかりやすい。
自分の教訓とすべき言葉が多く記されているので、特に大事だと感じた所を書き残す。

✓プロトタイプや新しい試みがうまくいかない時、選択肢は2つある。1つは。結果に対して不平をブツブツもらすこと。もう1つは、何をどう修正しなければいけないのか、その結果から新たな知識を獲得する事だ。
人間だれしも精一杯取り組んだ事が失敗すると落ち込む。しかしその失敗も捉え方次第で成功の糧にすることができる。この考えであれば、失敗を恐れる必要はない。むしろ失敗をエネルギーの源に変換することができるため+という訳だ。実にすばらしい考えだと思う。自分の中に組み込んでおきたい一節だ。
✓『謙虚で尊大』 謙虚でありながら、自信を持て
エフラットは父との対話である事に気づく。科学者はものの見方が普通の人と違う。それは結構役に立つ。しかし実際に科学者はどんなふうに物事を観察しているのか。そこで『謙虚で尊大』が出てくる。最初からうまく行くはずなどないと思っていれば、物事がうまくいかなくても、がっかりせずにすむ。しかしその一方で自信も必要だ。物事がうまくいかなくても必ず何か良い解、ソリューションを見つけることができるという自信をもっていなければならない。
謙虚で尊大。この一見対立するかのような概念を共存する。この文はまだ飲み込めていない。
だが、確かにそう在るべきだという事は一応研究者の端くれの端くれである僕にもわかる。