書籍感想

FREE フリー (クリス・アンダーソン)

【デジタル世界のフリー:安すぎて気にならない!?】 【アイデアはフリー?】 アイデアは事実上、コストを要せず無制限に伝わっていく。特許制度の生みの親であるトマス・ジェニファーソンはそのことを上手く表現した。 「私からアイデアを聞いた者は、私の…

伝える力2 池上彰 〜もっと役立つ「話す」「書く」「聞く」技術

本屋に言ったら「伝える力2」なるものを発見。2とはまたなんつータイトルだと思いつつやっぱり読みたくなって購入。一番面白いのは5章。5章がこの本のメインだと思う。■スピーチをするときには「具体的な話」から!「相手に興味を持って聞いてもらったり…

立花 隆 「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・脅威の速読術」

偉く傲慢なタイトルやなあ、と思ったけどブックオフで500円だったので購入。 この本は「ぼくが読んだ面白い本ダメな本」の紹介が始まるまでの序文にこそ価値がある。 序盤だけ何度か読めばいいだろう。いくつか引っかかった文を引用する。「本をたくさん…

心を上手に透視する方法 (書籍感想) ★★

サンマーク出版のいかにも怪しげなタイトルの本だが(特に帯の煽り文が最悪)感想を書く。[感想]とにかく既知の情報が多い。 書いてあるのは、あくまでも自分の中で暗黙知と考えている内容がほとんどで、例えば「第一印象は外見が作る」 は当たり前だし、個…

インターネットの普及と接続の新時代(フラット化する世界)

■世界を急激にフラット化したインターネット普及までの出来事 ①インターネットの出現 → ②WWWの創造 → ③ブラウザの発明 → ④Windows95の発売 ⑤光ファイバへの爆発的な投資(ITバブル) ①コンピュータとケーブルを物理的に接続したネットワークのネットワーク …

知らないと損をする池上彰のお金の学校 (池上 彰) -税金の話-

まもや池上氏の本を購読。だって読みやすいんだもの。(とりあえず読んどけば勉強になるし)新書はタイトルと中身が、必ずしも一致しないことが多いですが(特に後半になってズレていく) この本はまさに全編を通して、キッチリと "お金" の教科書です。■特…

TPPが日本を壊す (廣宮 孝信)

TPPについてもう少し詳しく知りたかったので、チョイス。 マスコミの報道なんか、あてにできませんからね〜、自ら本で学びましょう。TPPが日本を壊す (扶桑社新書)作者: 廣宮孝信,青木文鷹出版社/メーカー: 扶桑社発売日: 2011/03/01メディア: 新書購入: 7人…

先送りできない日本 (池上 彰)

毎度思うのは、池上氏が書く文章はとても読み易く、わかりやすい構成であるという事です。 本書も例外ではありません。 サクサクと無理なく読み進めることができます。先送りできない日本 ”第二の焼け跡”からの再出発 (角川oneテーマ21)作者: 池上 彰出版社/…

デザインの教科書 (柏木 博)

僕はこれまで美術館と言うやつが退屈でならなかった、真面目な話。 でも、それは楽しみ方を知らなかったから、と言える。楽しみ方は、この本が教えてくれた。デザインの教科書"美術館のコレクションからは、さまざまなデザイナーの思考(提案)を歴史的な流…

キャッチャー・イン・ザ・ライ

キャッチャーインザライを遂に読み終えることが出来た。 それにしても主人公ホールデンコーンフィールドはあまりにひねくれすぎているよ。 そこが面白いんだけどさ。読んでる最中にクスッと笑ってしまう小説は中々ないぜ。真面目な話。キャッチャー・イン・…

掴みは初めの30秒!(一分で大事なことを伝える技術)

人に話をする時に1分で伝えられるように訓練しよう。1分は聞いている側が初めと終わりを記憶しておける適切な長さで、飽きが来ない。『1分で大切なことを伝える技術』(斎藤孝)では、そう述べられている。✓大抵の大事なことは1〜2分で十分伝わる それ…

ザ・チョイス 6〜9章

『ザ・チョイス』 とても読み応えのある一冊で、ようやく半分読み終わった。 実にわかりやすく書かれているが、一度で租借できる程度の内容ではない。だから少しまとめよう。 この本で全編に渡り博士が最も指摘するのは、「ものごとは、そもそもシンプルであ…

ザ・チョイス (著:エリヤフ・ゴールドラット) 1〜3章を読んで①

全18章のうち3章が読み終わり、4章に入った。先はまだ長い。 非常に面白い内容で、かつ博士と娘エフラットの会話形式で進むのでわかりやすい。 自分の教訓とすべき言葉が多く記されているので、特に大事だと感じた所を書き残す。✓プロトタイプや新しい試…