知らないと損をする池上彰のお金の学校 (池上 彰) -税金の話-

まもや池上氏の本を購読。だって読みやすいんだもの。(とりあえず読んどけば勉強になるし)

新書はタイトルと中身が、必ずしも一致しないことが多いですが(特に後半になってズレていく)
この本はまさに全編を通して、キッチリと "お金" の教科書です。

■特に税金の話は興味深いですね。

源泉徴収と確定申告

源泉徴収は企業側で労働者に対する給与のうち何割かを "所得税" として差っ引く事。
つまり、どこかの企業で働く場合は勝手に、 "所得税" は納められている。
(そういえばバイトでも結構、引かれていたな。)

一方、確定申告は、農家など企業に属さない自営業の人が、直接税を収める際に
自分で年収と申告することや、控除を受けるために確定した支出(医療費など)を報告すること

・・・で合っていると思います。
さらに直接税には「控除」というものがあり、14種あるそうです。これは知らないと確実に損をする

✓控除の種類

家族控除:妻帯者や家庭の人数に従い、所得税が控除されて、少なくなる。
住宅購入控除:住宅を購入した場合、その年の税金が控除される?
医療控除:年間10万以上発生した医療費は申請すれば帰ってくる。

一例ですが、いや〜まったく知らなかったな。勉強になりました。