立花 隆 「ぼくが読んだ面白い本・ダメな本 そしてぼくの大量読書術・脅威の速読術」

偉く傲慢なタイトルやなあ、と思ったけどブックオフで500円だったので購入。
この本は「ぼくが読んだ面白い本ダメな本」の紹介が始まるまでの序文にこそ価値がある。
序盤だけ何度か読めばいいだろう。いくつか引っかかった文を引用する。

「本をたくさん読むために必要なのは、読む必要のない本の見極めをなるべく早くつけて、読まないとなったら断固として読まない事である。」「絵画的読み」/「全体は絵画読み、局部的に音楽読み」
「全部はじめからじっくり読み方式は絶対にしてはならない無謀な方式なのである。」

本はすべてじっくり読むべきではない。全体的におおざっぱに読み、気になった所は集中して読む。
パラグラフの始まりと終わりに注目してさらさらっとみるだけで脳の中でキチンと処理されている。