思ったこと短編 (岸○先生流「予算の取り方」、日本と欧米のコミュニケーションの取り方の差異)

●掴みは初めの30秒
長い文章、プレゼンでは30秒で興味を持たせなければ、そこでGAMEOVERだ。
問題提起 → やる事でこれらの問題が解決に向かう → この研究に価値がある
問題提起の視点をいかにクリアにできるかがカギ。キャッチ―である事に力を注ぐ。
盛るのはあり、嘘はダメ。

●日本と欧米のコミュニケーションの取り方の差
従来の日本人のコミュニケーションは、意味のやり取りの充実を目的としていない
それよりも重要なのは「情緒的に共感を得る事」だ。
それが目的である以上、意味については相対的に価値が低くなる。だから、飲み会の席が重要な場となる(なっている)。そこでは論理的な合意ではなく、情緒的な共感を得ようとしているわけだ。一緒に旅行した、遊んだ、寝食を共にした、ということで得られる共感がコミュニティおよび人間関係の推進力になってきた。
言い方を変えれば、日本人はコミュニケーションを"家族的なもの"で行っているわけだ。

私見
なるほど、日本人の意味もなく会議を開きたがる傾向の由来はここにあったというわけだ!
しかし同時に"話し合うテーマもないのに定例だから集まった"という類の会議ほど無駄なモノはない。
・・・今の研究室の週報がソレだ。周りから意見を吸い出す事が目的だという事を今一度心に刻もう。