掴みは初めの30秒!(一分で大事なことを伝える技術)
人に話をする時に1分で伝えられるように訓練しよう。1分は聞いている側が初めと終わりを記憶しておける適切な長さで、飽きが来ない。『1分で大切なことを伝える技術』(斎藤孝)では、そう述べられている。
✓大抵の大事なことは1〜2分で十分伝わる
それができないのは発言の密度が薄いからだ。1分の密度を徹底的に上げていくトレーニングをしよう。
・そのトレーニング方法とは、、、心構え編から。
✓会議ではストップウォッチを携帯して話せ!
まさに身体で覚えろ!1分の感覚を身体に染み込ませるのにてっとり早い方法。週間報告で試してみよう。
✓『掴み(問題提起)』がきわめて重要であることを知れ
①「私はこういうことをやりたい」というビジョンを提示し、
②「そのためこんな材料が集まっている」として状況を説明したり、2〜3のキーワードを挙げ、
③「さらにこれらをまとめる上位のコンセプトが見つけられていない」という相談をすれば、
④会議は確実に生産的になる。(→別テーマ:掴みを効果的に行うには)
会議の意味は相互に意見を出し合って出た集合知で解決を見出す事。だから他人から意見が出やすい報告こそ価値があると言えるかもしれない。
【私見】
1分で話す技術の重要性は大きい。ダラダラと話される報告は聞いていて苦痛だ。一方、短時間にギュッとまとめた発表・報告を聞いていると気持ちがイイ。貴重な時間を無駄にしない為にもぜひとも訓練して会得したいスキルだ。